安定経営を
支える仕組み SYSTEM
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なぜ、東邦自動車が60年以上、地域の皆様に愛されながらビジネスを推進することができたのか。そこには様々な仕組みや、経営者としての意思決定がありました。今回はその中で特徴的なものを5つご紹介いたします。
コロナ禍では様々な商品の供給が遅れてしまうことがよくニュースになっていました。自動車も例外ではありません。そこで当社では自動車の先行仕入れを実施。十分な在庫を確保し、お客様をお待たせしないことを第一に動きました。結果「さすが東邦さんですね」と、信頼感を高めることに。社員には決算賞与や特定定額給付を支給するなど、不安にさせないための取り組みを行いました。さらにシトロエン大田の大型店舗化、プジョー大田店の店舗拡大、羽田店のリニューアルなど、積極的投資を断行。ピンチの時こそ攻めつづける。それが東邦自動車です。
当社は経営者が、きちんとお金の流れを把握し、ある程度、コントロールする技術があるべきだと考えています。そうでなければ、コロナや天災、世界的な不景気が襲いかかってきた時、確実・迅速な意思決定ができない。特に緊急時はスピードが命です。債権を債権のままにしていていいのか。不動産は現金に変えるべきか、不動産のままにしておくべきか。トップの高い会計リテラシーが、会社を経済的なリスクから守ります。
お客様が気がかりなのは、自動車のご購入後。新しいカーライフが始まった時です。点検、整備はもちろん、万が一の故障に対しても速やかに対応。包括的なサービスを展開することで、絶対的な安心感を醸成します。そのため、自動車に関するご要望で「それはうちではできません」というお返事をすることはほとんどありません。これがクレーム数の少なさ、そして何よりお客様から、ご家族、ご友人をご紹介いただく数の多さに表れています。
限られた時間で大きな成果を上げるため、仕組みづくりは必須です。東邦自動車では90年代からシステムを活用した経営を実施。例えば、お客様情報。顧客情報管理システムにすべて共有されているため、どの店舗にいらっしゃっても、過去のお取引データを参考にしながら接客することができます。そのため、店舗スタッフが困ることはありません。こうしたIT活用が評価され、2010年には経済産業省主催のIT経営大賞を受賞。現在はさらなる効率化を求め、生産性の高い職場づくりを進めています。
東京都大田区。神奈川県川崎市。この2つのエリアが当社のメインの商圏です。創業してから間もない頃は工場地帯だったのですが、時が経つにつれ、マンションや一軒家などが増え、暮らしが大きく変化。もともとバイクや自動車の修理から始まった当社ですが、交通量の多いロードサイドで新車、中古車の販売にチャレンジすることを決意。その後、大きく売上を伸ばしました。時代の流れを読み、人々のニーズを読み、ビジネスを進化させる感性が、東邦自動車にはあります。
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